ジェンダーと法 2010年号 ジェンダーと家族法改正(vol.7)
- 著者:ジェンダー法学会/編
- 判型:A5
- ページ数:184頁
- 発刊年月:2010年7月
- 定価:3,240円 (税込)
- ISBN/ISSN:1349-466X
目次
●男女共同参画社会基本法10周年の課題
──ジェンダー法学会の「第2ステージ」にむけて
辻村みよ子
●特別講演
『平等社会の実現に向けて
──自己決定,差別廃止と平等実現へむけての35年』
山田 卓生
【ジェンダー法学会シンポジウム?】
家族法改正──憲法,条約,ジェンダーの視点から
コーディネーター/二宮 周平
●家族法改正で問われるべきもの
吉田 克己
●婚姻の自由とジェンダー
──民法731条・733条・750条の改正に向けて問われていること
立石 直子
●離婚の自由とジェンダー
道 あゆみ
●婚外子の平等化とジェンダー
二宮 周平
●家族の新しい可能性へ──国家からの家族の解放はどこまで可能なのか?
岡野 八代
●フロアとの討論
小島 妙子
◆Gender Sensitive Eyes?
地方国立大学における男女共同参画の推進──島根大学の例から
清末 愛砂
【ジェンダー法学会シンポジウム?】
社会保障法とジェンダー
コーディネーター/神尾真知子
●遺族年金とジェンダー──遺族年金における「遺族」
榊原富士子
●児童扶養手当とジェンダー──母子家庭と父子家庭
増田 幸弘
●社会保険における被扶養者──年金制度を中心に
本澤巳代子
●憲法からみた社会保障法におけるジェンダー問題
若尾 典子
●フロアとの討論
武田万里子
◆Gender Sensitive Eyes?
真の「ワーク・ライフ・バランス」実現をめざして
水谷 英夫
◆プレ企画報告1
女性差別撤廃条約採択30年と日本の課題
──CEDAW「総括所見」のフォローアップをめぐって
川眞田嘉壽子
◆プレ企画報告2
生活保障システムとグローバル経済危機
──貧困削減は世界にたいする日本の責務
大沢 真理
◆世界の動き
女性差別撤廃条約実施状況の審議及び「北京+15」に向けたESCAP「バンコク宣言」
安藤ヨイ子
◆書 評
・フランシス=オルセン著 寺尾美子編訳『法の性別──近代法公私二元論を超えて』
評者 伊藤 和子
・木村草太著『平等なき平等条項論──equal protection条項と憲法14条1項』
評者 黒岩 容子
・小島妙子著『職場のセクハラ──使用者責任と法』
評者 山﨑 文夫
・辻村みよ子著『憲法とジェンダー──男女共同参画と多文化共生への展望』
評者 秀嶋ゆかり
・松川正毅著『医学の発展と親子法』
評者 今井 雅子
◆My Gender Diary
神長百合子
英文レジュメ
ジェンダー法学会活動記録
ジェンダー法学会機関誌『ジェンダーと法』投稿規程
ジェンダー法学会・西尾学術奨励賞規程
西尾学術奨励賞受賞者選考結果について 広渡 清吾
ジェンダー法学会規約
編集後記
ジェンダー法学会設立趣意書