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ジェンダーと法(2019年号)「性売買/メディアとジェンダー」(vol.16)
■著者:ジェンダー法学会 編
■判型:A5判
■ページ数:160頁
■発刊年月:2019年7月
■定価:3,300円(税込)
■ISBN/ISSN:1349-466X
目次
- 今一度,差別を真剣に考えるために
岡野 八代
シンポジウムⅠ「性売買と人権・平等」
- シンポジウムI 性売買と人権・平等
企画趣旨/中里見 博
・日本国内における性的搾取被害の実態─事例紹介を通じて
藤原志帆子
・人々がセックスワークについてより深く理解し,共存の可能性を探るために
要 友紀子
・オランダにおける性売買の非犯罪化の現状と評価
平野 美紀
・スウェーデンにおける買春対策─刑法における「性的サービスの購入罪」規定の意義─
矢野 恵美
・コメントおよびフロアとの討論
中里見 博
シンポジウムII メディアとジェンダー
- シンポジウムII メディアとジェンダー
企画趣旨/谷口真由美
・メディアでのジェンダー表現─現場からの報告─
錦光山雅子
・メディアの女性表現とネット炎上─討論の場としてのSNSに着目して
堀 あきこ
・メディア表現とジェンダー・セクシュアリティ問題:多様性確保の困難性
志田 陽子
・フロア討論
谷口 洋幸
ワークショップ
- ワークショップA報告
Me too 運動の現状と課題の日韓比較
コーディネーター/松本 克美
- ワークショップB報告
ポルノグラフィ・表現の自由・性差別:マッキノンとコーネルの議論の再検討を通じて
コーディネーター/川口かしみ
- ワークショップC報告
「生活時間アプローチ」×ジェンダー視点は真の働き方改革に欠かせない
─長時間労働問題に対する「かえせ☆生活時間」プロジェクトの試み
コーディネーター/圷 由美子・渋谷 典子
- ワークショップD報告
女人禁制・伝統的慣習・慣行と女性差別撤廃条約
コーディネーター/軽部 恵子
- ワークショップE報告
子の福祉を実現するための面会交流─父母の合意形成と当事者支援の課題─
コーディネーター/高田 恭子
書評その他
- 書 評
・中里見博・能川元一・打越さく良・立石直子・笹沼弘志・清末愛砂『右派はなぜ家族に介入したがるのか 憲法24条と9条』
評者・松本 克美
- 若手セッション報告(川口かしみ)
- ジェンダー法学会活動記録
- ジェンダー法学会機関紙『ジェンダーと法』投稿規程
- ジェンダー法学会・西尾学術奨励賞規程
- 西尾学術奨励賞選考結果(二宮 周平)
- ジェンダー法学会規約
- 編集後記
- ジェンダー法学会設立趣意書