ジェンダーと法 2015年号 ケア・貧困とジェンダー(vol.12)
- 著者:ジェンダー法学会/編
- 判型:A5判
- ページ数:220頁
- 発刊年月:2015年7月
- 定価:3,240円 (税込)
- ISBN/ISSN:1349-466X
目次
小島 妙子●シンポジウム? ケアとジェンダー
・「ケアとジェンダー」を問う意義
企画趣旨╱三成 美保
・総論:ケアの倫理の社会的可能性
岡野 八代
・憲法上の権利とケア
遠藤 美奈
・ケアと労働 ─労働法の解釈学における「ケアの倫理」の可能性
・緒方 桂子
・ホームレス状態にあること
遠藤比呂通
・「ケアの倫理」と法の接近可能性 ─フロア討論を踏まえて
牟田 和恵
●シンポジウム? 貧困からの脱却とジェンダー
企画趣旨╱神尾真知子・二宮 周平
・貧困とジェンダー:貧困率の男女差に着目して
阿部 彩
・出産・育児を契機とする働く女性の貧困
菅野 淑子
・非正規雇用とジェンダー
中野 麻美
・女性の貧困に対する住まいの支援政策─母子生活支援施設と婦人保護施設の現状と課題
金川めぐみ
・「家族」への支援:養育費政策の現状と課題
下夷 美幸
・フロアとの討論
神尾真知子
●プレ企画報告
ひとり親家庭への支援と課題
コーディネーター╱二宮 周平
●ワークショップA報告
「ジェンダー法学の体系を求めて」を企画・開催して
コーディネーター╱相澤美智子・水林 彪
●ワークショップB報告
雇用差別禁止立法の実効性をどう確保するのか─イギリス2010年平等法を手がかりに
報告者╱浅倉むつ子・宮崎由佳・内藤 忍
●書 評
・大阪弁護士会人権擁護委員会性暴力被害検討プロジェクトチーム編
『性暴力と刑事司法』
評者・森川 恭剛
・川島正樹著
『アファーマティヴ・アクションの行方─過去と未来に向き合うアメリカ』
評者・彼谷 環
・小林直三著
『中絶権の憲法哲学的研究 ─アメリカ憲法判例を踏まえて』
評者・森脇 健介
・Gina Heathcote and Dianne Otto, eds., Rethinking Peacekeeping,
Gender Equality and Collective Security
評者・近江 美保
●論 説
・弁護士キャリアの『ガラスの天井』の構造分析 ─第62期弁護士追跡調査の結果から
石田 京子
・性犯罪における被保護者等規程とその排除の論理 ─旧刑法編纂から一連の刑法改正事業の議論を題材に
高島 智世
●若手セッション報告
高田 恭子
●ジェンダー法学会活動記録
●ジェンダー法学会機関誌『ジェンダーと法』投稿規程
●ジェンダー法学会・西尾学術奨励賞規程
●西尾学術奨励賞受賞者選考結果について
辻村みよ子
●ジェンダー法学会規約
●編集後記
●ジェンダー法学会設立趣意書