ジェンダーと法 2016年号 家族法判例/性被害と刑事法(vol.13)
- 著者:
- ジェンダー法学会/編
- 判型:
- A5判
- ページ数:
- 212頁
- 発刊年月:
- 2016年7月
- 定価:
- 3,240円 (税込)
- ISBN/ISSN:
- 1349–66X
- 商品コード:
- 30002
- 略号:
- ジェ13
目次
神尾真知子
●特別講演
国連創設70周年とジェンダー
林 陽子
●シンポジウムI 近時の家族法判例とジェンダー
・近時家族法判例を読む視点
吉田 克己
・「国憲的思惟」vs「トランスナショナル人権法源論」
山元 一
・法律上の父子関係と血縁 ─ジェンダー平等の視点と子の福祉の観点から
二宮 周平
・生殖をめぐるジェンダーの再検討 ─生殖補助医療に関する2つの最高裁判例を素材として
大島 梨沙
・討論と総括
犬伏 由子
●シンポジウムII 性犯罪の実情と刑事法の課題
企画趣旨╱吉田 容子
・支援の現場から見えてくるもの
加藤 治子
・被害者支援の立場からみた刑事法の問題点
番 敦子
・性犯罪被害者がなぜ抵抗困難であるかをどう聴くか─あるべき経験則と聴取法を求めて
田中嘉寿子
・性犯罪の三類型 ─「性交等」の罪の問題
森川 恭剛
・国際刑事法と国際人権法の観点からみた日本の性犯罪規定の検討
ステファニー・クープ
・フロアとの討論
原田 直子
●プレ企画報告
民法750条(夫婦同氏制)をめぐる憲法解釈と比較法・国際人権法との関連性
コーディネーター╱打越さく良
●ワークショップA報告
受刑者を親にもつ子どもへの対応・法的支援
コーディネーター╱矢野 恵美
●ワークショップB報告
性売買としてのポルノグラフィ ─制作被害の実態と法的救済の課題
コーディネーター╱中里見 博
●ワークショップC報告
DV被害者の救済とその後の面会交流 ─面会交流とその支援のあり方を多角的に検証する
コーディネーター╱高田 恭子
●ワークショップD報告
児童期の性的虐待被害と〈時の壁〉
コーディネーター╱松本 克美
●書 評
・岡野八代著『戦争に抗する ─ケアの倫理と平和の構想』
評者・清末 愛砂
・小川真理子著『ドメスティック・バイオレンスと民間シェルター─被害当事者支援の構築と展開』
評者・打越さく良
・吉田仁美著『平等権のパラドクス』
評者・岩本 一郎
●論 説
ストーカー規制法に基づく被害者支援の在り方の再検討─婦人相談所による支援を中心に
山脇絵里子
●若手セッション報告
高田 恭子
●ジェンダー法学会活動記録
●ジェンダー法学会機関誌『ジェンダーと法』投稿規程
●ジェンダー法学会・西尾学術奨励賞規程
●西尾学術奨励賞受賞者選考結果について
広渡 清吾
●ジェンダー法学会規約
●編集後記
●ジェンダー法学会設立趣意書