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ジェンダーと法 2021年号 コロナ禍/性犯罪改正の課題 (vol.18)
■著者:ジェンダー法学会 編
■判型:A5判
■ページ数:224頁
■発刊年月:2021年7月
■定価:3,300円(税込)
■ISBN/ISSN:1349-466X
目次
- 理事長就任にあたって そして最近の少子化対策に対するひとつの疑問
神尾真知子
シンポジウムⅠ パンデミック対策とジェンダー・バイアス
- シンポジウムⅠ パンデミック対策とジェンダー・バイアス
─新型コロナウイルス感染症への対策が浮かび上がらせたもの─
企画趣旨/三成 美保
・[基調講演]公衆衛生上の緊急事態における人権およびジェンダーの視点の重要性:
新型コロナウイルス感染症対策における留意点と課題
棟居 徳子
・雇用と労働環境に関する問題
─ジェンダーの視点からコロナ禍における働き方を考える
菅野 淑子
・コロナ禍における家庭内の暴力(DV・児童虐待)の問題から見えてくること
立石 直子
・コメント:比較の視点から─司法政策について
南野 佳代
・コメント:コロナの影響を受ける子ども〜ジェンダーの視点から
甲斐田万智子
・フロアとの討論
中里見 博
シンポジウムⅡ 性犯罪改正の課題
- シンポジウムⅡ 性犯罪改正の課題
──国際水準とジェンダーを中心として
企画趣旨/伊藤 和子・島岡 まな
・刑法改正の課題
伊藤 和子
・イスタンブール条約から見る性犯罪規制の現代的課題
岡上 雅美
・2016年改正以降のドイツ性犯罪規定
─ドイツ語圏各国の性犯罪規定を通覧して
深町 晋也
・フランス刑法性犯罪規定の特徴
島岡 まな
・スウェーデンにおける2018年性犯罪規定改正の背景
矢野 恵美
・台湾刑法と日本刑法の性犯罪規定の相違点について
─台湾刑法の不同意性交罪を中心に─
河村 有教
・フロア討論
後藤 弘子
ワークショップ
- ワークショップA報告
コロナ危機を受け,今「労働」に関し目指すべき行動変容とは
─「生活時間」×ジェンダー視点で,「あるべき労働,あるべき生活」を考える
コーディネーター/圷 由美子・渋谷 典子・田巻 紘子
- ワークショップB報告
生殖/養育の自由のフロンティア:憲法学と法哲学の観点から
コーディネーター/松田 和樹
- ワークショップC報告
社会の実態とジェンダーの視点から面会交流を再考する
~初の全国社会調査の試み~
コーディネーター/高田 恭子
- ワークショップD報告
ジェンダーの視点から見た刑務所
─受刑者調査・刑務官調査の結果から─
コーディネーター/矢野 恵美
- ワークショップE報告
DV被害を受けた母親と子どもに対する取り組みとその課題
─シンガポールにおけるFV政策との比較を通して─
コーディネーター╱小口恵巳子
書評
・樋口亮介・深町晋也編著『性犯罪規定の比較法研究』
評者・島岡 まな
論説
刑法178条の「抗拒不能」の解釈および性犯罪の故意の認定
蔡 芸琦
その他
- 若手セッション報告(2020年)(川口かしみ)
- ジェンダー法学会活動記録(2020年)
- ジェンダー法学会機関誌『ジェンダーと法』投稿規程
- ジェンダー法学会・西尾学術奨励賞規程
- 西尾学術奨励賞選評
- ジェンダー法学会規約
- 編集後記
- ジェンダー法学会設立趣意書