ジェンダーと法 2011年号 男女共同参画社会基本法の10年(vol.8)
- 著者:ジェンダー法学会/編
- 判型:A5判
- ページ数:208頁
- 発刊年月:2011年7月
- 定価:3,240円 (税込)
- ISBN/ISSN:1349-466X
目次
東日本大震災と学術の役割
広渡 清吾
? 男女共同参画政策の現状と課題──基本法10周年
コーディネーター/ 中里見 博
●「男女共同参画」政策の過去・現在・未来
伊藤 公雄
●日本の男女共同参画政策を女性差別撤廃条約の視点から検証する
伊藤 和子
●ポジティブ・アクション
彼谷 環
●女性に対する暴力
柳本祐加子
●フロアとの討論
まとめ/吉田 容子
Gender Sensitive Eyes?
近畿弁護士会連合会における性暴力に関する取組み
雪田 樹理
? 労働とジェンダー
コーディネーター/林 弘子
●労働政策の方向転換における政治主導と審議会──ジェンダー・バイアスは乗り越えられるか
三浦 まり
●同一労働同一賃金と同一価値労働同一賃金
林 弘子
●ジェンダー平等にむけての均等法の限界と課題
今野 久子
●雇用形態と均等待遇──男女がともにワーク・ライフ・バランスを実現できる社会に向けて
川田 知子
●フロアとの討論
まとめ/新谷眞人・長谷川京子
Gender Sensitive Eyes?
大震災とジェンダー ──「想定外」と「想定」されたこと
後藤 弘子
プレ企画報告
自己決定権をめぐる政治学と形而上学
加藤 秀一
世界の動き
CEDAWの<脱女性化>?
阿部 浩己
書 評
●岡野八代責任編集『自由への問い 7 家族──新しい親密圏を求めて』
評者 井上 匡子
●中田裕康編『家族法改正──婚姻・親子関係を中心に』
評者 君塚 正臣
●森ます美=浅倉むつ子編『同一価値労働同一賃金原則の実施システム──公平な賃金の実現に向けて』
評者 中野 麻美
論 説
●異文化抗弁とFC/FGM──アメリカの現状および議論を中心として
石田 若菜
●複合差別概念の有効性に関する一考察
元 百合子
My Gender Diary
道 あゆみ
英文レジュメ
東日本大震災の救援・復興にジェンダーの視点を(提言)
●ジェンダー法学会活動記録
●ジェンダー法学会機関誌『ジェンダーと法』投稿規程
●ジェンダー法学会・西尾学術奨励賞規程
●ジェンダー法学会規約
●編集後記
●ジェンダー法学会設立趣意書表