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ジェンダーと法 2014年号 ハラスメント法理の展開/平和(vol.11)

ジェンダーと法 2014年号 ハラスメント法理の展開/平和(vol.11)

著者:ジェンダー法学会/編集
判型:A5判
ページ数:188頁
発刊年月:2014年8月
定価:3,240円 (税込)
ISBN/ISSN:1349-466X

目次

●ジェンダーという言葉はどこまで届いているのか
角田由紀子

●シンポジウム? セクシュアル・ハラスメントを中心としたハラスメント法理の展開

・企画趣旨
武田万里子

・セクシュアル・ハラスメント──福岡裁判から24年目の到達点
角田由紀子

・判例にみるパワー・ハラスメント訴訟の発展
原田 直子

・ハラスメントを生み出す大学・研究の場の構造
北仲 千里

・職場のセクシュアル・ハラスメント被害女性の精神健康障害について
加茂登志子

・フロアとの討論
矢野 恵美

●シンポジウム? 平和とジェンダー

・企画趣旨
松本 克美

・国連の集団安全保障とジェンダー
──安保理決議1325の意義と課題
川眞田嘉壽子

・軍事基地とジェンダー
──在沖米軍基地と女性の経験から
若尾 典子

・「対テロ」戦争と女性の均質化
──アフガニスタンにみる〈女性解放〉という陥穽
清末 愛砂

・「慰安婦」問題が突き付けた,安全保障問題
──「安全保障」から「平和」へ
岡野 八代

・安全保障レジームの「性」~総括コメントとして
阿部 浩己

・フロアとの討論
伊藤 和子

●プレ企画報告?
女性のエンパワメントと身体性
──女子プロレスラーの体験を手がかりに
コーディネーター/岡野 八代

●プレ企画報告?
スクール・セクハラの実態と防止 ~予防教育を考える~
コーディネーター/武田万里子

●書 評
・スーザン・M. オーキン著,山根純佳・内藤準・久保田裕之訳
『正義・ジェンダー・家族』
評者・井上 匡子

・近江美保『貿易自由化と女性──WTOシステムに関するフェミニスト分析』
評者・三輪 敦子

・富永晃一『比較対象者の視点からみた労働法上の差別禁止法理──妊娠差別を題材として』
評者・中野 麻美

・法執行研究会編『法はDV被害者を救えるか ──法分野協働と国際比較』
評者・谷田川知恵
論 説

●性同一性障害による韓国の性別秩序の法的変容に関する一考察
──「積極司法」による性的マイノリティの人権救済のあり方をめぐって
岡  克彦

●戦時体制下における出征兵士の妻に対する姦通取締り
牧野 雅子

●若手企画報告
若手セッション報告
谷口真由美

●ジェンダー法学会活動記録

●ジェンダー法学会機関誌『ジェンダーと法』投稿規程

●ジェンダー法学会・西尾学術奨励賞規程

●西尾学術奨励賞受賞者選考結果について
辻村みよ子

●ジェンダー法学会規約

●編集後記

●ジェンダー法学会設立趣意書