ジェンダーと法( 2018年号)「公的年金制度/LGBTI」(vol.15)
■著者:ジェンダー法学会 編
■判型:A5判
■ページ数:192頁
■発刊年月:2018年8月
■定価:3,300円(税込)
■ISBN/ISSN:1349-466X
目次
- ジェンダー法学会第7期理事長挨拶
三成 美保
- 特別講演
ジェンダー法学の可能性~女性支援と法のはざまから考える
戒能 民江
- シンポジウムI 公的年金制度─ジェンダーの視点から─
企画趣旨/小島 妙子
・公的年金制度におけるジェンダー格差拡大の法政策と課題
神尾真知子
・非正規労働者への被用者保険の適用拡大の意義とジェンダー的課題
衣笠 葉子
・年金保険法における生計維持(被扶養)概念の検討
─ジェンダー法学・社会保障法学に基づく複眼的視点を踏まえて
倉田 賀世
・公的年金制度におけるジェンダー格差解消政策のあり方
─公的年金制度におけるあるべき再分配の模索
嵩 さやか
・フロアとの討論
増田 幸弘
- シンポジウムII LGBT(性的マイノリティ)の権利保障―差別禁止法・理解促進法の動きと今後の課題―
趣旨説明/三成 美保
・性的マイノリティの権利は人権である―法律と裁判例から読み解く
谷口 洋幸
・「那覇市パートナーシップ登録」の現状と課題
竹葉 梓
・LGBTと教育をめぐる政策
遠藤まめた
・性別変更要件の見直し─維持可能な要件はあるのか?
渡邉 泰彦
・トランスジェンダーの医療と人権
東 優子
・事例紹介 経産省事件(性同一性障害者の職場における処遇)
永野 靖
・性的指向、性別自認と人権 国連の最近の動向からみる日本の課題
山下 梓
・フロアとの討論
二宮 周平
- ワークショップA報告
婚姻制度はどうあるべきなのか?:法哲学と憲法学の観点から
コーディネーター/川口かしみ
- ワークショップB報告
職場のセクシュアルハラスメントの解決・救済はどうあるべきか
コーディネーター/菅野 淑子
- ワークショップC報告
「トランスジェンダーと日本における『性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律』をめぐる諸問題」
コーディネーター/矢野 恵美
- 書 評
・浅倉むつ子著『雇用差別禁止法制の展望』
評者・谷口真由美
・陶久利彦編著『性風俗と法秩序』
評者・谷口 洋幸
・森川恭剛著『性暴力の罪の行為と類型―フェミニズムと刑法』
評者・島岡 まな
- ジェンダー法学会活動記録
- ジェンダー法学会機関誌『ジェンダーと法』投稿規程
- ジェンダー法学会・西尾学術奨励賞規程
- ジェンダー法学会規約
- 編集後記
- ジェンダー法学会設立趣意書