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ジェンダーと法 2022年号 家族/スポーツとジェンダー(vol.19)
■著者:ジェンダー法学会 編
■判型:A5判
■ページ数:192頁
■発刊年月:2022年9月
■定価:3,300円(税込)
■ISBN/ISSN:1349-466X
目次
- 持続可能な学会活動のための課題と展望
松本 克美
シンポジウムⅠ 法における家族像と現実との乖離
- シンポジウムⅠ 法における家族像と現実との乖離
─個人の尊厳を大切にする社会を目指して
企画趣旨╱立石 直子
・近現代の法的家族像
─比較に見る21世紀日本への示唆
三成 美保
・憲法24条2項に定める「個人の尊厳」を立法に生かす意義
清末 愛砂
・家族法における「家族」像と現実の家族
立石 直子
・司法が捉える「家族像」
─夫婦同氏制と養育費算定を題材に─
竹下 博將
・社会保障法制・労働法制に見る夫婦像及び家族像
─自由な選択とジェンダー─
神尾真知子
・コメント:家族像の多様化と同性カップルの法的地位~近時の裁判例から
加藤 丈晴
・コメント:韓国における「家族」の広がり
金 成恩
・フロア討論
竹下 博將
シンポジウムⅡ スポーツとジェンダー法学:性別をめぐる公正の諸相
- シンポジウムⅡ スポーツとジェンダー法学:性別をめぐる公正の諸相
企画趣旨/谷口真由美
・スポーツにおけるジェンダー視点からの公平・平等の歴史
來田 享子
・スポーツという権利,スポーツにおける権利
─ジェンダーと人権枠組の視点から─
建石真公子
・スポーツにおけるハラスメント・暴力に関連する法的諸問題
石堂 典秀
・ジェンダー・セックス・スポーツ
─体の性の様々な発達をもつ女性の女性競技への参加をめぐって
佐藤 義明
・フロアとの討論
谷口真由美
ワークショップ
- ワークショップ報告
日本の家父長制に基づくジェンダー差別の検討─実務と理論の架橋を目指して
コーディネーター/川口かしみ
書評
・相澤美智子著『労働・自由・尊厳─人間のための労働法を求めて』
評者・増田 幸弘
・小竹聡著『アメリカ合衆国における妊娠中絶の法と政治』
評者・岩本 一郎
・二宮周平編集代表『現代家族法講座』第1巻「個人,国家と家族」(棚村政行編集担当)第2巻「婚姻と離婚」(犬伏由子編集担当)
評者・李 妍淑
・牟田和恵・岡野八代・丸山里美著『女性たちで子を産み,育てるということ─精子提供による家族づくり』
評者・池田 賢太
・森田成也著『マルクス主義,フェミニズム,セックスワーク論─搾取と暴力に抗うために』
評者・松岡 千紘
その他
- 若手セッション報告(2021年度)(川口かしみ)
- ジェンダー法学会活動記録(2021年)
- ジェンダー法学会機関誌『ジェンダーと法』投稿規程
- ジェンダー法学会・西尾学術奨励賞規程
- ジェンダー法学会規約
- 編集後記
- ジェンダー法学会設立趣意書