ジェンダーと法 2017年号 均等法30年/戦時性暴力(vol.14)
- 著者:ジェンダー法学会/編
- 判型:A5判
- ページ数:208頁
- 発刊年月:2017年7月
- 定価:3,240円 (税込)
- ISBN/ISSN:1349-466X
- 商品コード:30002
- 略号:ジェ14
目次
吉田 克己
●シンポジウムI 男女雇用機会均等法施行30年─均等法を問う
コーディネーター 神尾真知子
・総合職/一般職,正社員/非正社員からみた均等法
長谷川 聡
・セクシュアル・ハラスメント被害者からみた均等法
山﨑 文夫
・マタニティ・ハラスメント被害者からみた均等法
富永 晃一
・「ポジティブ・アクション」からみた均等法
岡本 直美
・裁判で性差別を闘う弁護士から見た均等法
宮地 光子
・フロアとの討論
浅倉むつ子
●シンポジウムII 戦時性暴力と法─慰安婦問題と戦後補償
コーディネーター 三成 美保
・沖縄と「慰安婦」問題
髙良 沙哉
―コメント:史料の発見は歴史認識を転換させるのか
長 志珠絵
・日韓条約の何が問題か─「解決済み」論批判
太田 修
―コメント:慰安婦問題と戦後補償を巡る韓国憲法裁判所・大法院の動向
國分 典子
・日韓合意後の「慰安婦」問題と日本社会の課題
大森 典子
―コメント:韓国現代史から見た「慰安婦」問題
宋 連 玉
・女性国際戦犯法廷の地平─民衆法廷という司法プロジェクト
阿部 浩己
―コメント:比較の観点から ドイツにおける「記憶」と戦時性暴力
姫岡とし子
・フロアとの討論
松本 克美
●プレシンポ報告
ロースクール生に向けた性暴力の教育について─情報交換の場として
コーディネーター 矢野 恵美
●ワークショップA報告
『変わる家族』に家族法は対応できているか ~離婚後に生じる問題を中心に
コーディネーター 松村 歌子
●ワークショップB報告
戦後日本社会における法原理,政策原理としてのジェンダー平等
コーディネーター 中里見 博
●書 評
・遠藤みち著『両性の平等をめぐる家族法・税・社会保障』
評者・本澤巳代子
・辻村みよ子著『憲法と家族』
評者・立石 直子
●手嶋昭子著『親密圏における暴力』
評者・長谷川京子
●論 説
「ババァ発言」訴訟と差別の経験
山本 千晶
●ジェンダー法学会活動記録
●ジェンダー法学会機関誌『ジェンダーと法』投稿規程
●ジェンダー法学会・西尾学術奨励賞規程
●西尾学術奨励賞選考結果について 広渡 清吾
●ジェンダー法学会規約
●編集後記
●ジェンダー法学会設立趣意書