Print Friendly, PDF & Email

Contents

ジェンダー法学会 2014年・第12回学術大会プログラム

共催:奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
会員:参加費無料、非会員:プレ企画参加費無料、大会2日間通して傍聴料1000円
(学部学生以下500円、開催校・奈良女子大学教職員学生院生無料)

概要

(1)開催場所:国立大学法人奈良女子大学(〒630−8506奈良県奈良市北魚屋東町)生活環境学部会議室・S235教室(文学系S棟2F) 近鉄奈良駅1番出口より徒歩5分
http://www.nara-wu.ac.jp/map/accessmap.html
(2)問い合わせ先(学会開催校)三成研究室
tel0742-20-3482 mitunari(at)cc.nara-wu.ac.jp
(3)宿泊 宿泊については各自で手配してください。近鉄奈良駅及びJR奈良駅周辺には、一定数のホテルがあります。
(4)観光 東大寺・興福寺・奈良公園・奈良国立博物館・春日大社等は大学から徒歩圏内です。学会とあわせて奈良観光も楽しんでください
http://koto.nara-wu.ac.jp/campus/top.htm

プログラム

プレ企画「ひとり親家庭への支援と課題」

【日時】12月5日(金)学術大会前夜 18:00-20:00
【場所】奈良女子大学生環系A棟生活環境学部会議室
①「企画趣旨」二宮周平(立命館大学)
②「ひとり親家庭と子ども支援~その現状と課題」中塚久美子(朝日新聞記者)
③「寡婦控除と非婚の母への差別」金澄道子(東京弁護士会)
質疑

12月6日(土)学術大会1日目

【ワークショップ(WS)】
9:30-11:30 A,Bを同時並行で行います
A ジェンダー法学の体系を求めて (文学系S棟2階S228教室)
企画代表者・相澤美智子(一橋大学大学院法学研究科)、共同報告者・水林彪(早稲田大学法学学術院)
B 雇用差別禁止立法の実効性をどう確保するか―イギリス2010年平等法を手がかりに (文学系S棟S128教室)
(報告者)浅倉むつ子(早稲田大学)、内藤忍(労働政策研究・研修機構)、宮崎由佳(電機連合総合研究企画室)
昼食休憩(S128)若手セッションⅠ 11:30-12:50 (S228)
第5期第13回(最終)理事会 11:40-12:50

【シンポジウムⅠ「ケアとジェンダー」】

13:00-17:00 (文学系S棟235大講義室)
司会 三成美保(奈良女子大学)・牟田和恵(大阪大学)
趣旨説明―ケア論の射程  三成美保(奈良女子大学)
報告1 総論―ケアの倫理の社会的可能性 岡野八代(同志社大学)
報告2 憲法上の権利とケア 遠藤美奈(早稲田大学)
報告3 ケアと労働 ― 労働法学の解釈における『ケアの倫理』の可能性
緒方桂子(広島大学)
報告4 ホームレス状態にあること 遠藤比呂通(大阪弁護士会)
【懇親会】
17:30-(構内ラウンジ・文学系S棟1階)
会費5000円(院生・学生3000円)

12月7日(日) 学術大会2日目

【個別報告】
9:30-11:30 A・Bを同時並行で開催
【個別報告A】(文学系S棟2階S228教室)
司会 矢野恵美(琉球大学)
1 石田京子(早稲田大学法務研究科准教授)弁護士キャリアの「ガラスの天井」の構造分析
― 第62 期弁護士追跡調査の結果から
2 對馬果莉(同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程)
グローバル・ケア・チェーンの批判的考察 ― アーレントの世界疎外概念を中心に
【個別報告B】(文学系S棟1階S128教室)
司会 小島妙子(仙台弁護士会)
1 金 成恩(キム・ソンウン:立命館大学グローバル・イノベーション研究機構・専門研究員)韓国における子の氏の決定ルール ― ジェンダーの視点からの検討 ―
2 佐藤美和(お茶の水女子大学大学院研究院研究員)同性婚をめぐる法的議論における婚姻する権利の平等 ― アメリカとカナダの事例を中心に
第12回総会(含む・西尾学術奨励賞授賞式)11:35-12:05  (文学系S棟235大講義室)
昼食休憩(S128)・若手セッション2(S228)12:05-13:00
第6期第1回理事会 12:10-12-50

シンポジウム2 「貧困からの脱却とジェンダー」

13:00-17:00  (文学系S棟235大講義室)
企画担当 浅倉むつ子(早稲田大学)、神尾真知子(日本大学)、中野麻美(東京弁護士会)、二宮周平(立命館大学)
司会 浅倉むつ子、神尾真知子趣旨説明―近代家族の問題性 二宮周平(立命館大学)
報告1 貧困とジェンダー格差 阿部彩(国立社会保障・人口問題研究所)
報告2 出産・育児を契機とする働く女性の貧困 菅野淑子(北海道教育大学)
報告3 非正規雇用とジェンダー 中野麻美(弁護士) 報告4 女性の貧困に対する住まいの支援政策 金川めぐみ(和歌山大学)
報告5 <家族>への支援 ―養育費政策の現状と課題 下夷美幸(東北大学)
シンポジウム成果は第12号(2015年)「ケア・貧困とジェンダー」