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2019年第17回学術大会の概要
開催概要
(1)日時 2019年12月7日(土)・8日(日)
(2)場所 大阪大学豊中キャンパス
(3)参加費 会員:参加費無料、非会員:大会2日間通して傍聴料1000円(学部学生以下500円、開催校・大阪大学教職員・院生・学部生は傍聴無料)
(4)問い合わせ先 大阪大学大学院法学研究科 島岡まな mana@law.osaka-u.ac.jp
プログラム
2018年12月7日(土)学術大会1日目
9:30-11:30 ワークショップ *A,B,C,D 同時並行で行います
A 女性差別撤廃条約個人通報制度:日本からの想定通報事例を考える
(企画責任者) 軽部恵子(桃山学院大学教授)
(報告者) 軽部惠子、長迫忍(WWN)、浅倉むつ子(早稲田大学名誉教授)、秋月弘子(亜細亜大学教授・女性差別撤廃委員会委員)、山下泰子(文京学院大学名誉教授)
B DV被害者が居宅に住み続ける支援は可能か?-「住まい」と「住むこと」の観点から考えるDV被害者支援-
(企画責任者)柿本佳美(奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター協力研究員)
(報告者)山本千晶(神奈川大学法学研究所客員研究員)、松村歌子(関西福祉科学大学准教授)、手嶋昭子(京都女子大学教授)、柿本佳美、井上匡子(神奈川大学教授)
C ジェンダー法学の視点からの法情報~大学院生やロースクール学生、初学者を含めた研究者に向けて~
(企画責任者)小澤直子(國學院大學)、大杉麻美(日本大学)
(報告者)、小澤直子、加藤登紀子(北京JAC・国際女性の地位協会)、大杉麻美、佐野敦子(国立女性教育会館)、堀口悦子(明治大学)、青木玲子(国立女性教育会館)、星野咲希(国立女性教育会館)
D リプロダクティブ・ヘルス&ライツと人工妊娠中絶―「安全な中絶」をめぐる医と法と倫理の対話―
(企画責任者)後藤弘子(千葉大学)
(報告者)後藤弘子、早乙女智子(公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター)、鈴木隆文(千葉県弁護士会)、塚原久美(金沢市役所)
11:30-13:00 昼食休憩 【若手企画】
11:40-12:30 第7期第9回理事会
13:00-13:05 開催校挨拶
13:05-13:55 女性差別撤廃条約採択40周年記念講演
13:05-13:55 女性差別撤廃条約採択40周年記念講演
「女性差別撤廃条約採択40周年―軌跡と展望」
林陽子(元女性差別撤廃委員会委員長、弁護士)
林陽子(元女性差別撤廃委員会委員長、弁護士)
14:00-18:00 シンポジウムⅠ「今後のジェンダー平等社会を展望する―男女共同参画社会基本法施行20年を振り返りつつ」
報告:
三浦まり(上智大学)「政治分野における男女共同参画をどう進めるか〜基本法と推進法の関係性から読み解く〜」
笹沼弘志(静岡大学)「ジェンダー規範に対峙する日本国憲法」
佐藤倫子(香川県弁護士会)「司法分野における男女共同参画――20年の変化と課題」
司会:岡野八代(同志社大学)、清末愛砂(室蘭工業大学)
笹沼弘志(静岡大学)「ジェンダー規範に対峙する日本国憲法」
佐藤倫子(香川県弁護士会)「司法分野における男女共同参画――20年の変化と課題」
司会:岡野八代(同志社大学)、清末愛砂(室蘭工業大学)
18:10-20:00 懇親会
(会費5000円(院生4000円))
(会費5000円(院生4000円))
2019年12月8日 (日) 学術大会2日目
9:00-11:00 個別報告
*A,B,Cを同時並行で行います。
*A,B,Cを同時並行で行います。
個別報告A 司会:神尾真知子(日本大学)
1.児童福祉法と子ども・子育て支援法の交錯の下での子育て・女性支援~幼児教育・保育無償化に伴う課題と保育制度の展望を中心に~
井上従子(慶応義塾大学SFC研究所上席所員)
2.就業と育児双方における男女共同参画と「子どもの最善の利益」の実現
西和江(中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学)
個別報告B 司会:小島妙子(仙台弁護士会)
1.合衆国SH法理における非定型的SHと「通常の女性」基準――SH被害の実態的評価のプロセスからみる具体的個人像――」
松岡千紘(大阪大学法学研究科博士後期課程3年)
2.いわゆる迷惑防止条例の制定と運用について――痴漢事案を中心に
牧野雅子(龍谷大学犯罪学研究センター博士研究員)
個別報告C (10:00-11:00) 司会:三成美保(奈良女子大学)
2. キャスター・セメンヤ:DSDs(体の性の様々な発達)を持つ女性選手の「女性からの排除」
ヨ ヘイル(公認心理師)
11:10-11:40 第17回総会
11:40-13:00 昼食休憩
13:00-17:00 シンポジウムⅡ「性被害と司法のジェンダーバイアス~刑事判決の分析から」
趣旨説明・司会:竹下博將(第二東京弁護士会)、吉田容子(京都弁護士会)
報告:
角田由紀子(第二東京弁護会) 「被害者と司法のジェンダーバイアスー刑事判決の分析から」
小宮友根(東北学院大学) 「バイアスはなぜ『バイアス』と理解されにくいのかー『バイアスのアウトソース』問題」
小西聖子(精神科医・武蔵野大学) 「性犯罪被害者の心理学的鑑定ー「抗拒不能」の心理学的説明ー」
コメント:
山本潤(一般社団法人Spring理事) 「レイプ神話と司法の公正~被害当事者の立場から」
斎藤豊治(甲南大学名誉教授・大阪弁護士会)「判例と性刑法改正― 段階的類型化の必要性」
報告:
角田由紀子(第二東京弁護会) 「被害者と司法のジェンダーバイアスー刑事判決の分析から」
小宮友根(東北学院大学) 「バイアスはなぜ『バイアス』と理解されにくいのかー『バイアスのアウトソース』問題」
小西聖子(精神科医・武蔵野大学) 「性犯罪被害者の心理学的鑑定ー「抗拒不能」の心理学的説明ー」
コメント:
山本潤(一般社団法人Spring理事) 「レイプ神話と司法の公正~被害当事者の立場から」
斎藤豊治(甲南大学名誉教授・大阪弁護士会)「判例と性刑法改正― 段階的類型化の必要性」