【お知らせ】ジェンダー法学会 2024年・第22回学術大会

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【お知らせ】ジェンダー法学会 2024年・第22回学術大会

■開催概要

2024年12月7日(土) 9:30-17:00学術大会1日目
午前/WS 午後/シンポⅠ(性暴力)
17:30-19:30 懇親会
8日(日) 9:00-17:00 学術大会2日目 午前/個別報告、総会
午後/シンポⅡ(包括的差別禁止法)

(1)会場:広島大学東千田キャンパス 未来創生センター
受付:3階 (1日目9:00開始。2日目8:30開始)
所在地:広島市中区東千田町1丁目1-89

会場の広島大学東千田キャンパスには、公共交通機関を利用しておいでください。

万が一、公共交通機関でのお越しが困難で自動車で来場される場合は、20分までは無料ですが、それを超えると1時間500円、上限1,500円(最大12時間)の駐車料金がかかります。

(2)参加申込 参加申込は必要ありません。
(3)参加費 会員:参加費無料、非会員:大会2日間通して傍聴料1,000円(学部学生以下500円、開催校・広島大学教職員・院生・学部生は傍聴無料)
(4)会場問い合わせ先:kitanaka@hiroshima-u.ac.jp (北仲)
(5)シンポジウムのレジュメは、資料用フォルダに大会3日前(12月4日(水))までにおきます。会場での配付はありません。事前にダウンロードしてご来場ください。
学会フォルダ(閲覧権限)リンクは会員MLでお送りした「大会プログラム」でお知らせしています。会員MLを受け取っていない方は、学会事務局mail@jagl.jpにメールアドレスをお知らせください。
(6)会場でのWi-Fi使用について eduroam が利用できます。お持ちの eduroamアカウントでご利用になれます。eduroamアカウントをお持ちでない方で利用ご希望の方は、ゲストアカウント(2日間有効)をお渡しします。できるだけ11月20日(水)までに、事前にお申込みください。当日、ID、パスワードを受付でお渡しします。
申し込み先: kitanaka@hiroshima-u.ac.jp まで。
(7)昼食 昼食・飲み物については各自ご用意ください、教室や一階のスペースでご飲食いただけます。キャンパス周辺のコンビニや飲食店のご案内を、大会フォルダにアップします。
(8)懇親会 11月 20日(水)までに事前参加申込をお願いします。会場の都合上、定員上限は 50名です。定員に達し次第、参加申し込みを締め切りますので、お早めの申し込みをお願いいたします。
大会1日目 12月7日(土) 17:30-19:30  会費:5,000円(院生4,000円)
会場:総合校舎L棟(会場の向かいの建物) 5階 地域連携フロア SENDA LAB 多目的スペース
懇親会参加申込用フォームのURLは、会員MLでお送りした「大会プログラム」でお知らせしています。会員MLを受け取っていない方は、学会事務局mail@jagl.jpにメールアドレスをお知らせください。
(9)一時保育 大会期間中(懇親会時は除く)、会員を対象として、一時保育を実施します。詳細につきましては、学会HPでお知らせしています。今年度のお申込みは10月28日に締切ました。
(10)ジェンダー法学会学術大会参加のために学会当日に会員が外部で託児サービスを利用された場合は、予算の範囲内で実費の半額補助を致します。
① 外部の託児サービスを利用された場合は、学会当日ないし学会終了から3日以内に事務局宛に補助金申請をメールでお願いいたします(利用時間、料金、利用施設)。
② 領収書を郵送でジェンダー法学会事務局宛にお送り下さい(学会終了から1週間以内)。ご不明の点は、事務局までお問い合わせ下さい。
(11)宿泊 宿泊については、各自で手配してください。予約が取りにくい時期もあります。早めにご予約ください。
(12)オンライン参加 1日目午後および2日目午後のシンポジウムについては、会員はオンライン参加できます。オンライン参加にあたっては、あらかじめ以下の点をご了承ください。
1. ジェンダー法学会会員のみオンライン参加を可能とします。会員以外にZOOMのURL等を知らせないで下さい。
2. オンラインで配信するのは、両日午後に開催される学術大会シンポジウムのみです。なお、配信は当日(リアルタイム)のみとし、後日の「見逃し配信」はありません。
3. シンポジウムの質疑応答は、対面参加者を優先します。オンライン参加者は、シンポジウム質疑を視聴できますが、質問等はできません。
4. オンライン参加の事前申込みは不要です。大会プログラムや会員MLでもZOOMのURLをお知らせします。適宜ご参加ください。ご参加の際は、会員であることがわかるよう、お名前を明示してください。
5.オンライン参加者のビデオ・マイクは運営者側で強制的にミュートに設定します。運営上の緊急連絡を除き、チャット機能は使えません。録音・録画、画面のキャプチャは認めません。
6.運営者の指示に従わない等、シンポジウム運営に支障があると運営者側が判断した場合には強制退出とします。
7. ハウリング等を防ぐため、大会会場でのオンライン参加は禁止します。
8. 何らかの事情で通信に障害が生じたり配信が停止した場合でも、運営者側は責任を負いません。
(13)ジェンダー法学会学術大会の傍聴を希望される方は、当日会場受付にて非会員参加の申込をお願いいたします。受付で学会フォルダのリンクおよびQRコードを記載した大会プログラムをお渡しいたします。会場でのWi-Fi利用のためのゲストアカウント(2日間有効)は、傍聴者を含め発行いたします(申し込み方法は、(6)を御覧ください)。学会フォルダーは、大会後1週間閲覧可能です。

■プログラム

2024年12月7日(土)学術大会1日目

9:30-11:30ワークショップ                      M303教室
離婚後父母間コミュニケーションのデジタルトランスフォーメーション(DX)
企画責任者:高田恭子(広島大学) 報告者:高田恭子、山崎新(弁護士)、境領太(GUGEN Software株式会社)
11:30-13:00 昼食休憩
11:40-12:30 第9期第5回理事会
12:30-13:00 若手企画                        M303教室
13:00-17:00 シンポジウムⅠ  性暴力被害の民事法的救済の意義と課題
―ジェンダーと法の視点から―  M401教室
1 企画趣旨 松本克美(立命館大学)
2 性暴力被害の民事法的救済の意義と課題  寺西環江(広島弁護士会)
3未成年への性暴力と被害認識の困難  石田郁子(Be Brave Japan)
4 性暴力被害の民事救済の当事者として  堀田美貴男(旧ジャニーズ被害者、会社員)
5旧ジャニーズ事務所での性被害  中村一也(1 is 2 many 子どもへの性暴力を根絶するAction Plan 代表) ビデオメッセージ
6性暴力被害者支援を考える  北仲千里(広島大学)
7 損害論の課題-性暴力被害の損害論に必要な視点と理論-  城内明(摂南大学)
8〈時の壁〉をどう克服するか-韓国との比較―  髙影娥(志學館大学)
9 コメント 実務家の視点から   深堀寿美(福岡県弁護士会)
司会 藤本圭子(広島弁護士会)、松本克美

17:30-19:30 懇親会 総合校舎L棟5階 地域連携フロア SENDA LAB 多目的スペース

2024年12月8日 (日) 学術大会2日目

9:00-11:00 個別報告1(10:00-11:00) 個別報告2(11:00-12:00) AとBは並行して行います。
A                   司会:後藤弘子(千葉大学)  M303教室
A1 性売買規制についての序論的考察―フランス買春処罰法制定時の議論から
久保田茉莉(日本体育大学)
A2 性刑法改正の立法過程―法益観の差異と改正意見との相関性
斉藤豊治(甲南大学名誉教授・弁護士)
B               司会:谷口真由美(佐賀女子短期大学)  M304教室
B1 「子ども・子育て支援金」の法的性質と「異次元の少子化対策」の陥穽
井上従子(慶応義塾大学SFC研究所)
B2 立憲主義から再構築するジェンダー平等な選挙制度をめぐる議論
彼谷 環(富山国際大学)
11:10-11:40 第22回総会                       M401教室
11:40-13:00 昼食休憩
13:00-17:00シンポジウムⅡ 包括的差別禁止法とジェンダー       M401教室
(第1部)
1 企画趣旨 島岡まな(大阪大学)
2 報告1 包括的反差別法と国内人権機関  林陽子(第二東京弁護士会)
3 報告2 反人種差別法案における複合差別と包括的反差別法への示唆  師岡康子(東京弁護士会)
4 報告3 包括的差別禁止法と既存法―ジェンダーの視点から  石田京子(早稲田大学)
司会 川口かしみ(宮城学院女子大学)、岸松江(東京弁護士会)
(第2部)
小森恵(IMADR)、谷口洋幸(青山学院大学)、内藤忍(労働政策研究・研修機構)の各コメント後、報告者を交えたラウンドテーブル
(第3部)
フロアからの質疑/まとめ
司会 島岡まな(大阪大学)、谷口真由美(神戸学院大学)

■ジェンダー法学会 第22回学術⼤会 倫理綱領

ジェンダー法学会第22回学術大会は、学会の設⽴趣旨、規約に定められた⽬的に沿って開催されます。この学会⼤会は、学術的議論の質の向上および円滑な運営をめざし、会員・⾮会員を問わず、参加者には、ジェンダー法研究における倫理的な課題への⾃覚と認識を強く促し、⼤会の倫理綱領を以下のとおり定めます。
1.⼈権の尊重
学会⼤会での学術的議論にあたり、国際的および国内的に認められた⼈権を最⼤限尊重する。
2.個⼈情報、名誉、プライバシー等の保護
学会⼤会の学術的議論にあたり、登壇者、参加者及び学会関係者(以下「登壇者ら」)に係る個⼈情報、名誉、プライバシー等の保護に最⼤限留意する。
(1) 本⼈の許可なく、登壇者らが個⼈として特定され、⼜はそのおそれがある⾳声、画像、映像等を、録⾳若しくは撮影し、⼜は新聞、雑誌、テレビ、SNS その他の媒体(以下「媒体」)に掲載、投稿等してはならない。
(2) 学会⼤会⼜は媒体において、登壇者らの名誉⼜はプライバシーを侵害する⾏為(そのおそれがある⾏為を含む。)をしてはならない。
3.差別の禁⽌
学会⼤会の学術的議論にあたり、年齢、障害、⼈種、肌の⾊、性別、性⾃認、性的指向、⾔語、宗教、政治的⽴場、国籍、社会的⾝分、財産、出⾃その他これらに準ずる事項を理由として、あらゆる形態の差別をしてはならない。禁⽌される差別には、共通の属性を有する者に対する差別的取扱いを助⻑・誘発する⾏為が含まれる。
4.ハラスメントの禁⽌
学会⼤会の学術的議論にあたり、セクシュアル・ハラスメントやアカデミック・ハラスメントなど、いわゆるハラスメント⾏為をしてはならない。
5.著作権その他の知的財産権の侵害⼜は不正⾏為の禁⽌等
学会⼤会において発表された研究成果(以下「研究成果」)につき、著作権その他の知的財産権の侵害⼜は剽窃、盗⽤等の不正⾏為をしてはならない。また、研究成果(発表の様⼦を含む。)につき、許可なく録⾳若しくは撮影し、⼜は録⾳若しくは撮影したものを公開してはならない。
2024 年 11⽉ 2⽇
ジェンダー法学会 理事会