【お知らせ】2022年・第20回学術大会の概要

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2022年・第20回学術大会の概要

開催概要

2022年12月3日(土) 9:30-17:00 学術大会1日目:午前/ワークショップ
午後/シンポⅠ (学会20周年記念:ジェンダー法学の過去・現在・未来)
4日(日) 9:00-17:00  学術大会2日目:午前/個別報告、20周年記念講演、総会
午後/シンポⅡ(法曹養成とジェンダー)

(1)会場:京都女子大学 〒605-8501 京都市東山区今熊野北日吉町35
交通アクセス:https://www.kyoto-wu.ac.jp/access/

(2)参加申込 会員:参加申込は必要ありません。ただし、会場でのWi-Fi利用のためのアカウント(2日間有効)は事前申込が必要です。 非会員:参加申込が必要です(定員があります)。受付期間は、11月21日(月)~26日(土)の予定です

(3)参加費 会員:参加費無料、非会員:大会2日間通して傍聴料1,000円(学部学生以下500円、開催校・京都女子大学教職員・院生・学部生は傍聴無料)

(4)問い合わせ先:2022glkyojo@googlegroups.com

(5)シンポジウムのレジュメは、資料用ドライブにおきます。会場での配付はありません。会場でのWi-Fi利用のためのアカウント(2日間有効)を発行します。ゲストアカウントを利用する会員は、11月発行の大会プログラム掲載のgoogleフォームから必ず11月20日(締切予定)までに申込んでください。申込がない方は、ご自身で無線接続していただくことになります。申込には、氏名・所属・連絡用メールアドレスの申告が必要です。ゲストアカウントは非会員分を含め、200名分まで発行します。なお、大会当日受付の混雑緩和を図るため、受付時間指定を行い、その時間に来ていただくことを予定しています。

(6)ゲストアカウント発行を受けた会員は、会場のWi-Fiを利用できますが、コロナ禍で大教室でのWi-Fi利用がこの間されていないこと、また、学内工事の影響があることから、ネットワーク障害が起こりえます。お手数ですが、是非とも事前にダウンロードしてご来場くださいますよう、開催校よりお願いいたします。

(7)感染拡大防止対策として、休憩室で飲食物は提供しないことになりました。昼食、飲料水等は各自でご用意くださいますようお願いいたします。なお、3日(土)のお昼は、学生食堂が営業しています。また、3日(土)、4日(日)の11:00-14:00は会場校舎1階のコンビニエンスストアが臨時営業します。飲料自動販売機も1階にあります。
近隣に飲食店は少なく、日曜日は営業していないことが多いです。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

(8)託児 ジェンダー法学会学術大会参加のために学会当日に会員が外部で託児サービスを利用された場合は、予算の範囲内で実費の半額補助を致します。
① 外部の託児サービスを利用された場合は、学会当日ないし学会終了から3日以内に事務局宛に補助金申請をメールでお願いいたします(利用時間、料金、利用施設)。
② 領収書を郵送でジェンダー法学会事務局宛にお送り下さい(学会終了から1週間以内)。ご不明の点は、事務局までお問い合わせ下さい。

(9)宿泊 宿泊については、各自で手配してください。早めにご予約ください。

◆プログラム

2022年12月3日(土)学術大会1日目

9:30-11:30 ワークショップ A,B並行して行います。

A,両親離婚後の非監護親による子どもへの関わりを法制化することは子の福祉に資するのか?―DV虐待家庭において子どもの抱える困難の視点から
企画責任者:藤本圭子(広島弁護士会)
報告者:可児康則(愛知県弁護士会)、藤本圭子
B,多様なステークホルダーとともに、「生活時間アプローチ」の実現へ
―ジェンダー視点で「あるべき労働、あるべき生活」を実践する
企画責任者:圷由美子(東京駿河台法律事務所)
報告者:圷由美子、渋谷典子(NPO法人参画プラネット)、
田巻紘子(弁護士法人南部法律事務所)

11:30-13:00 昼食休憩

11:40-12:40 第8期第9回理事会

13:00-17:00 ジェンダー法学会20周年記念シンポジウム『ジェンダー法学の過去・現在・未来』
(企画担当:後藤弘子理事、小島妙子理事)
第1部 男女平等参画の意義と限界-男女共同参画は目的か手段か
1 政治におけるジェンダー平等   岡野八代(同志社大学)
2 司法におけるジェンダー平等   吉田 克己(北海道大学名誉教授,札幌弁護士会)
第2部 ジェンダー平等と自己決定(権)
1 「婚姻制度とジェンダー平等の実現」   高田恭子(広島大学)
2 「ケアを担う労働者とジェンダー平等-立法の遅れと司法の怠慢」 相澤美智子(一橋大学)
3 「刑事法は立場が対等でない人間関係の中で起きる犯罪をどう捉えてきたのか」 矢野恵美(琉球大学)
<指定討論者>
金澄道子(東京弁護士会)、中山純子(埼玉弁護士会)
<司会>
後藤弘子(千葉大学)、小島妙子(仙台弁護士会)

2022年12月4日 (日) 学術大会2日目

9:00-11:00 個別報告

1, 困難な問題を抱える女性への支援とリーガルソーシャルワーク
脇坂眞理子(日本司法支援センター(非)、世田谷区役所(非))
司会:神尾真知子(日本大学)
2, 憲法思想のなかの女性:社会主義フェミニズムと日本の憲法学
戸田舜樹(筑波大学人文社会ビジネス科学学術院人文社会科学研究群国際公共政策 博士後期課程)
司会:中里見博(大阪電気通信大学)

11:10-11:55 20周年記念講演会
講演「ジェンダー法学20年の成果と課題――社会変革のための6者連携にむけて(仮)」 辻村みよ子(東北大学名誉教授、ジェンダー法学会元理事長)

12:00-12:30 第20回総会

12:30-14:00 昼食休憩  *若手企画

14:00-17:00 シンポジウムⅡ「法曹養成とジェンダー(仮)」
(企画担当:南野佳代理事、石田京子理事、深堀寿美理事、細永貴子理事)
<シンポジウム構成案>
14:00-14:15 1.趣旨説明:なぜ、法曹養成にジェンダーの視点が必要か
14:15-15:15 2.法曹養成課程におけるジェンダー平等教育の現状
①法科大学院・法曹コースにおけるカリキュラムの調査結果
②司法研修所での司法修習に関する調査結果
③継続教育(司法研修所・法務総合研究所・弁護士会)に関する調査結果
15:15-15:35 3.SDGsからの要請(アメリカを例に)
15:35-15:55(休憩)
15:55-16:15 4.ジェンダー・センシティブな法曹の養成に向けて(提言)
16:15-16:35   コメント:実務家・研究者から2名を予定