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講座 ジェンダーと法 第1巻 ジェンダー法学のインパクト

講座 ジェンダーと法 第1巻 ジェンダー法学のインパクト

著者:ジェンダー法学会/編 三成美保・広渡清吾・阿部浩己・小島妙子/編集委員
判型:A5判上製
ページ数:264頁
発刊年月:2012年11月
定価:4,104円 (税込)
ISBN/ISSN:978-4-8178-4035-6

目次

第1部 ジェンダー法学の成立̶研究のインパクト
第1 章 日本におけるジェンダー平等の受容と展開
~ジェンダー法学成立の前提( 金城清子)
第2 章 女性差別撤廃条約の日本へのインパクト
~CEDAW のコメントへの日本の対応を中心に( 山下泰子)
第3 章 『ジェンダーと法』に見るジェンダー法学会の動向
~オルセン, マッキノンへの応答として( 神長百合子)
コラム  ジェンダー・進化・法( 加藤秀一)
第2部 挑戦としてのジェンダー法学̶視座と人間像の転換
第4 章 法制度としての性別( 広渡清吾)
第5 章 21 世紀型(現代型)非対称関係における法の役割
~ジェンダー法学の可能性と課題( 井上匡子)
第6 章 家族法システムの改革とジェンダー秩序の変容
~戦後~1970 年代のドイツと日本( 三成美保)
第7 章 ケアの倫理と法
~合衆国の同性婚論争における平等概念を中心に( 岡野八代)
コラム  脆い経済・社会は政策的に作られた( 大沢真理)
第3部 国際法のインパクト̶ジェンダーの主流化へ
第8 章 国際法/暴力/ジェンダー( 阿部浩己)
第9 章 女性差別撤廃条約
~国家責任と被害者の救済( 林陽子)
第10章 平和・安全保障とジェンダーの主流化
~安全保障理事会決議1325 とその実施評価を題材として( 川眞田嘉壽子)
コラム  国連女性差別撤廃条約と日本の27 年間( 軽部恵子)
第4部 実定法学と実務へのインパクト̶新しい理論構築の試み
第11章 東日本大震災とジェンダー( 小島妙子)
第12章 ジェンダー視座による残業規制の分析
~社縁社会からの緩やかな撤退の提示( 笹沼朋子)
第13章 「法の支配」と男女共同参画
~弁護士会が男女共同参画に取り組む意義( 小川恭子)
第14章 平等論から人権論へ( 横田耕一)
コラム  政治における女性の力
~国会の活動から( 福島みずほ)